SDG3のターゲット3-4に「2030年までに、予防や治療をすすめ、感染症以外の病気で人々が早く命を失う割合を3分の1減らす。心の健康への対策や福祉もすすめる。」というものがあります。したがって、自分自身の心身を健やかに保つことは、SDGs達成につながる、最も身近なSDGsのひとつと言えます。
今回は、忙しい毎日を邪魔せず、自然と生活に溶け込む3つの健康メニューをご紹介します。習慣化が苦手な筆者でも気が付いたらできるようになったことばかりなので、気楽にご覧ください。
【水を飲む】
筆者はこの冬、徹底的な「アンチ乾燥」の活動を始めました。ハンドクリームや入念なスキンケア、加湿器のフル稼働……。そうした外側からのガードも大切ですが、実は一番の近道は「内側からの保水」にあると聞きつけたのです。水を飲むことで体内の水分が巡り、老廃物の排出がスムーズになり、肌のハリにつながると言われています。筆者は意識的に、水を飲む量を普段より増やしてみました。よく「1日2リットル」と言われますが、ズボラな私は、飲んだ水の量をカウントすることはできません。そこで取り入れたのが、「お気に入りのマイボトルを常に視界に入れておく」という作戦です。
ルールは一つだけ。「気がついたら、ひと口飲む」。これだけです。この「こまめな水分補給」には、想像以上にたくさんの効用がありました。
(水を飲むことの健康効果)
①風邪・感染症の予防: 喉の粘膜を常に潤しておくことで、ウイルスや菌の侵入をブロックするバリア機能を維持できます。
②血行の促進: 血液がサラサラになり、冬の冷えやむくみの解消にも一役買ってくれます。
③リラックス:一般的に水に含まれるマグネシウムやカルシウムには鎮静効果があると言われていて、ストレスを感じているときや緊張しているときに効くそうです。
【腰から歩く】
慢性的な運動不足を抱えている筆者は、たびたび一念発起して筋トレやランニングを始めてみるのですが、習慣化ができず3日坊主に終わってしまいます。そこで、始めたのが日々の移動を運動に変える「腰から歩く」ことです。踵をしっかり上げて腰から前に出すような意識で歩いてみると、股関節が伸び、15分も歩けば冬でも少し汗がにじむ運動になります。無理に速く歩くのではなく、いつもの速さで少しだけ歩き方を変えてみると日々に運動を取り入れることができます。
(腰から歩くことの健康効果)
①体幹(インナーマッスル)の強化:腰を支点に動かすことで、お腹周りの深い筋肉が使われます。
②姿勢が整い、視界が変わる:背筋がスッと伸びるので、歩いている時の視線が高くなり、気持ちまで前向きになります。
③効率的な脂肪燃焼:大きな筋肉が集まる股関節周りを動かすため、普通の歩行よりも代謝が格段にアップします。
【毎日湯船につかる】
忙しいとついシャワーで済ませがちですが、10分間お湯に浸かるだけで、睡眠の質や翌日のパフォーマンスが劇的に変わります。筆者ももともとは「カラスの行水」派だったのですが、あるとき思い立って日本各地の温泉地の入浴剤を購入。入浴剤を無駄にしないために、毎日湯船につかるようになりました。さまざまな健康効果が言われていますが、個人的には、湯船につかっている時間、強制的にデジタルデトックスできるのも良いポイントだと考えています。ゆっくり身体を温めながら、自分と向き合いあれこれ考える時間です。
(湯船につかることの健康効果)
①究極のリラックス「浮力」: お湯に浸かると、体重はなんと約10分の1に。重力から解放された筋肉や関節が芯から緩み、脳へ送られる緊張のサインがふっと消えていきます。
②天然のマッサージ「静水圧」: 水圧が全身を優しく包み込むことで、足元に溜まった血液が心臓へと押し戻されます。これが「むくみ」を解消し、全身の血流を力強くサポートしてくれます。
③眠りを誘う「温度」: 40°C前後のお湯で深部体温を一度上げるのがポイント。お風呂上がりに体温がゆっくり下がっていく過程で、脳が「おやすみモード」に入り、深い眠りへと誘われます。
私が健康になれば、世界はもっと良くなる。
無理して頑張る健康法はなかなか続きません。大切なのは、呼吸をするように自然に「自分を大切にする習慣」を暮らしに組み込むこと。 今日、一杯の水を飲み、軽やかに歩き、温かい湯船に浸かる。その小さな積み重ねが、持続可能な未来を作る第一歩です。
参考文献)
https://www.suntoryws.com/fun/blog/kenkou/
https://www.otsuka.co.jp/men-eki/food/hydration.html













