法政大学SDGs+プロジェクトでは、SDGs達成に向けた様々なプログラムを実施しています。
今回は、学生がSDGsについての理解を深め、そして自身が「次世代へのSDGsの伝え手」となっていくことを目指して、札幌市、北海道大学と連携して「オンラインSDGs人材育成プログラム」を開催しました。
【開催日時】
第1回:2020年9月7日(月) 18:00~20:00
第2回:2020年9月14日(月) 18:00~20:00
第3回:2020年9月28日(月) 18:00~21:00
【開催方法】
Zoomを使用したオンライン開催
【参加人数】
法政大学学生・大学院生 計16名
北海道大学学生・大学院生 計5名
【プログラム担当者】
札幌市環境局環境都市推進部環境政策課 佐竹 輝洋 氏
北海道大学大学院環境科学院 山中 康裕 教授
法政大学デザイン工学部建築学科 川久保 俊 准教授
【プログラム】
<第1回>
・講義「SDGsについて」 講師:川久保准教授
・グループディスカッション
<第2回>
・講義「札幌市におけるSDGs達成に向けた取組」 講師:佐竹氏
・グループディスカッション
<第3回>
・グループ発表「SDGsや持続可能な暮らし方・学び方を中高生と共有し、伝えていくためのプログラム」
・質疑応答、感想等
・まとめ、今後について
プログラムの初回は、佐竹氏による進行のもと、参加者の自己紹介から始まりました。
引き続き川久保先生によるSDGsについての講義が行われ、なぜSDGsが求められるようになったか、SDGsに取り組むためにはどのようなことが必要なのかについて、説明がありました。
講義のあとは、ブレークアウトセッション機能を使ってグループに分かれ、自身が現在取り組んでいることや将来取り組みたいと思っていることがSDGsのどのゴールの達成に貢献し得るかをテーマに、ディスカッションを行いました。
最後には、ディスカッションの内容をメンバー全員で共有しました。
プログラムの2回目は、佐竹氏による講義が行われ、札幌市が目指す将来像やSDGs達成に向けた取り組み、その成果など、SDGs未来都市である札幌市ならではの特長ある取り組みなどについて説明がありました。
講義のあとは、初回と同じくグループに分かれ、『「SDGs」や「持続可能な暮らし方・学び方」を中高生と共有し、伝えていくために必要なことは何か?』についてディスカッションを行いました。
ディスカッション後は、各グループのディスカッションの内容を共有し、最後は第3回時のグループ発表に向けた準備の説明が行われました。
プログラムの最終回である3回目は、各グループで準備したパワーポイントを使いながら発表を行いました。
発表テーマは「『SDGs』や『持続可能な暮らし方・学び方』を中高生と共有し、伝えていくために必要なプログラム」についてでしたが、世界地図や身近な生活風景から考えるSDGsや、「やさしさ」をSDGsへ繋げるプログラム、留学生との国際交流とSDGsを融合させたプログラム、恋愛や漫才など中高生が身近で親しみやすいことを取り入れたたワークショップなど、各グループの発表内容は多種多様であり、SDGsを達成するための手法はさまざまであることを、あらためて実感できるものでした。
終了後のアンケートでは、
「東京と北海道の距離や、学年や学部の垣根を超えて議論できた」
「SDGsに対する理解が深まり、徹底的に話し合いができた」
「みんなで切磋琢磨し合いながら作り上げた企画はとても面白いものになった」
「具体的にプログラムを考えることで、SDGsを実行したり、広めたりするのに必要なことは何かを詳しく考えることができた」
等の感想をいただきました。
また、各グループが考えたプログラムを、今後第2弾企画として、実際に中高生たちに実施してみたいと回答してくれた方が多く、実現に向けて準備を進めていくことになりました。
第2弾プログラムについては、詳細が確定次第、お知らせいたします。
総長室付教学企画室では、今後もSDGs達成に向けた様々なプログラムを企画していきますのでぜひご参加ください。
記事提供
この記事は、法政大学が運営する「法政大学×SDGs」からご提供いただいております。詳細は下記をご覧ください。
法政大学×SDGs
法政大学に関連するSDGsの取り組みを紹介するサイト。法政大学は、2016年4月に定めた「法政大学憲章」において「地球社会の課題解決,持続可能な未来への貢献」を掲げています。教育面では、各学部・研究科において、17 のゴールに繋がる教育活動を、研究面ではサステイナビリティ実践知研究機構等を設置するなどの教育・研究活動を推進しています。さらに、2016年6月には「ダイバーシティ宣言」を出すなど、既に様々な領域からのアプローチで、SDGs に関連する活動を展開しています。