SDGsゼミリポート | サステイナブルな未来を多様な視点で探求する

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NEW TOPICS新着記事

研究員のSDGsな日々 / 2024/11/19

生物多様性
クジラ食
捕鯨

「クジラを食べるとSGDs」?
知っていますか?クジラ食にまつわる今のこと。

皆さんはクジラを食べたことがありますか?昔はクジラのベーコンや竜田揚げが食卓に上っていたと聞くけれど、最近日常生活の中で食べる機会はほとんどないし、「食べたいな」と思い出すこともあまりない。そもそもクジラの捕獲って国際的に禁止されていたような気がするけど、食べていいの?そんな風に思っている人も多いのではないでしょうか。筆者もそうでした。しかし、調べてみて驚き。日本のクジラ食は今、まったく違う現実に

研究員のSDGsな日々 / 2024/11/12

教育
高校
ESD

SDGs達成のカギは教育?国連未来サミットとESDに関する考察。

2024年9月に国連で行われた未来サミット。採択された「未来のための協定」はその名の通り、未来世代を強く意識するものでした。未来世代のために私たちができることは何か、筆者の経験を振り返りながら考察します。 「未来のための協定」で描くSDGs達成への道筋 持続可能な開発目標(SDGs)が2015年に採択されて、まもなく10年。達成期限である2030年までは5年強になりました。世界各地で起こる戦争や新

研究員のSDGsな日々 / 2024/11/05

文化
アップサイクル
古道具
リユース

レトロ雑貨で始めるサステナブルな暮らし -過去と未来をつなぐ「あなただけの一品」を探そう-

皆さんは商品を購入するとき、どのような基準で選ばれていますか?機能やデザイン、価格など、さまざまな観点があるかと思いますが、筆者の決め手は「ときめき」です。少し値段が高くても「これだ!」と感じたものは即決する一方で、条件が揃っていてもなんとなくピンとこないものは見送ることも。こうして一つひとつ手間をかけて選んでいるため、手元にあるアイテムには自然と愛着が湧いてきます。 古道具屋で出会ったティーバッ

研究員のSDGsな日々 / 2024/10/29

環境問題
自然

デイキャンプで考えた、自然とゴミの削減の話

今年は例年以上に厳しい残暑が続きましたね。10月も半ばになり、ようやく少し秋らしさを感じるようになってきました。秋が大好きな私は、おそらく短くなるであろう快適な季節を存分に活用したいと思っています。 プライベートでの最優先タスクは、山登りやハイキング。少し前から嗜みはじめ、初心者ながら、のめり込みつつあるところです。 関西キャンパーの聖地、笠置キャンプ場へ 先日は友人と2人で京都府の笠置キャンプ場

研究員のSDGsな日々 / 2024/10/22

ヘアドネーション
子どもに自由な選択を
公平・平等

「何のための慈善?支援?」 客観的な視点を大切に。 ヘアドネーションに向けての思いを綴る。

ヘアドネーションという言葉を聞いたことがあるでしょうか。病気などが原因で、先天的・後天的に頭髪の少ない(ない)子ども向けのウィッグをつくるため、広く一般から髪を提供する活動のことです。一般にウィッグは高価であり、誰もが簡単に買えるわけではありません。この活動は、そうした悩みを抱える一人でも多くの子どもの元に、無償でウィッグを届けられるようにと、1990年代のアメリカからスタートしました。日本でも柴

研究員のSDGsな日々 / 2024/10/01

環境問題
観光
地方創生

美しい山々に、水面輝く湖。自然豊かな長野県茅野市ならではのSDGsの取り組みをご紹介。
【ちのレポート】

連休の多い9月。東京や大阪に住む友人たちとともに、長野県茅野市に旅行に出かけました。茅野市は、北アルプスの美しい山々に囲まれており、周辺には蓼科湖や白樺湖といった優雅な湖も数多くあります。 澄んだ空気と美しい景色が広がり、四季折々の自然を楽しめる、避暑にはもってこいのこの町。仕事を忘れてゆっくり過ごそうと思っていたのですが、お店に入るとSDGsのマークを見かけました。もしやと思い、茅野市やその周辺

研究員コラム / 2024/08/22

18番目のゴール
ポスト・トゥルース

SDGsのオリジナル18番目のゴール「信頼できる情報を社会へ」を策定

SDGs達成に向けた取り組みが広がる現代において、SDGsの17個のゴールに加える新たなゴールとして発想したオリジナルの「18番目のゴール」を策定しました。 SDGs18番目のゴール「信頼できる情報を社会へ:Decency in Information society」 SNSやChat-GPTなどさまざまなツールが生まれ、情報過多や様々なバイアス、誤った情報・フェイクニュースの拡散など、多くの課

研究員コラム / 2024/07/25

気候変動
環境問題
スポーツ
インクルーシブ

スポーツをサステイナブルに!パリオリンピック・パラリンピックのSDGs取り組みを紹介

4年に一度のスポーツの祭典、オリンピック・パラリンピックの開幕が目前に迫ってきました。今回の開催地パリは、SDGs先進都市の一つ。大会史上で最高レベルのサステイナブルでインクルーシブな運営に注目が集まっています。持続可能性を追求しつつ、観客を熱中させるための取り組みとは? スポーツ観戦だけではない、新たな見どころをご紹介します。 大会前に知っておきたい。オリパラと環境問題 オリンピック・パラリンピ

研究員コラム / 2024/05/31

多様性
人権
インクルーシブ
LGBTQ

6月はプライド月間。いま一緒に考えたい、性の多様性のこと。

毎年6月は、性の多様性を祝福し、LGBTQ等の性的マイノリティに対する理解や権利擁護を訴えるパレードやイベントが世界中で開催される「プライド月間」です。SDGsでは性的マイノリティをとりまく問題について、明確なターゲットを定めていませんが、SDGsの基本理念「誰一人取り残さない」の対象には、当然、性的マイノリティに属する人が含まれます。本記事では、誰もが自身の性のあり方を否定されることなく、安心し

有識者インタビュー / 2023/12/21

ジェンダー
格差
バイアス
多様性
インクルーシブ
アンコンシャスバイアス

無意識の偏見(アンコンシャスバイアス)を、意識的に解消する。多様性に隠れた深刻な格差と向き合う――【国際連合大学 上級副学長 白波瀬佐和子】

社会における格差や人口変動、家族の在り方などを専門分野とし、国際連合大学 上級副学長・国際連合事務次長補を務める白波瀬佐和子氏。長く日本で課題とされてきたジェンダーの問題や少子高齢化に向き合い続ける白波瀬氏に、現代の社会構造から生じる課題やSDGs推進の重要性についてお話を伺いました。 「課題先進国」と呼ばれる現代日本。その背景にあるのは複雑な社会構造 ――さまざまな課題が複雑に絡み合い、山積する