SDGsゼミリポート | サステイナブルな未来を多様な視点で探求する

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研究員のSDGsな日々 / 2025/07/29

教育
文化
文部科学省
哲学
対話

答えのない問いが、思考を深くする。「哲学対話」で自分と向き合う時間を作ろう。

2017年の学習指導要領改訂から、「主体的、対話的で深い学び」が重要であるという記載が追加されました。その実践法として哲学対話が注目を集めています。哲学対話とは、参加者同士が一つのテーマについて自由に語り合い、一緒に考えを深めていく対話の方法です。筆者は大学時代の講義で初めて哲学対話を体験しました。普段であれば議論のゴールには結論がありますが、哲学対話には結論がありません。ただひたすら聞き、考え、

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研究員のSDGsな日々 / 2025/07/22

教育
環境
暮らし
選挙
社会

あなたの一票が、未来を変える。――選挙とSDGsのつながり

7月20日、参議院選挙が行われました。皆さんは投票に行かれましたか?筆者は当日に予定があったため、期日前投票を利用しました。今回はどれほどの人が投票に足を運んだのでしょうか。総務省の発表によると、今回の投票率は58.51%。前回(2022年の参院選)の投票率52.05%と比べると6.46ポイント高く、有権者の政治的関心の高まりが伺えました。投票日が3連休中日だったこともあり、期日前投票の利用者数は

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有識者インタビュー / 2025/07/18

教育
自治体
兵庫県
防災
D-EST
文部科学省
復興支援
EARTH

能登半島地震・豪雨から考える教育のレジリエンス 第二弾
――兵庫県の学校支援チーム「EARTH」に見る、災害時教育支援の原点とこれから

兵庫県教育委員会事務局 教育企画課 教育企画班(左)指導主事[現文部科学省大臣官房文教施設企画・防災部参事官(施設防災担当)付専門職] 中森 慶  (右)班長 粕谷 良介   文部科学省は2024年12月に「被災地学び支援派遣等枠組み」(略称D-EST:Disaster Education Support Team)を構築。被災地に教職員や専門家を派遣し、学校運営や心のケアを支援する仕組みを強化し

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研究員のSDGsな日々 / 2025/07/15

自然
防災
キャンプ
フェーズフリー

キャンプを楽しみ、防災を考える〜フェーズフリーで気軽に実践〜

最近、友人からキャンプに誘ってもらう機会が増え、自然の中で過ごす時間にはまっています。とはいっても、キャンプ慣れしている友人に任せっきりで、筆者は食べたり飲んだりしてだらだらと過ごしているだけですが……。キャンプ用品も友人からいろいろ借りています。おしゃれなデザインでキャンプを盛り上げてくれるだけではなく、機能的で簡単に使えるキャンプ用品。防災グッズとして注目されることもありますよね。今回は、特に

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研究員のSDGsな日々 / 2025/07/09

フードロス
エコ
お弁当
ランチ

いつものランチをサステイナブルに!おなかも地球も笑顔になる「お弁当」

「今日のお昼、何にしようかな?」 多くの人が毎日直面する、ランチタイムの選択。コンビニで手軽に済ませたり、お店で美味しいランチを堪能したりするのもよいですが、ときにはお弁当を手作りしてみるのはいかがですか。私は、お昼休みはゆっくりしたいという理由から、なるべく会社にお弁当を持っていくようにしています。お気に入りのお弁当箱に、食べたいおかずとご飯を詰める。その何気ない行動が、SDGsにつながっている

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研究員のSDGsな日々 / 2025/07/01

環境
ヴィーガン

しばらく、お肉をお休みしました

「地球環境のために、ヴィーガンになった」。大学時代に留学先のスウェーデンで出会った友人の言葉です。あれから数年が経った今、当時よりも肉や動物性食品の大量消費がもたらす環境負荷について、メディアでよく取り上げられるようになったと感じます。今回は、肉料理をこよなく愛する筆者が、「地球環境を守る」という視点でお肉をセーブした食生活を送った数日間のことを共有します。 肉を食べることが、なぜ環境に悪いのか。

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研究員のSDGsな日々 / 2025/06/24

気候変動
音楽
文化
芸術
自然

【SDGs×クラシック】 クラシックの名曲を聴きながら、「音楽」と「自然」の持続可能性を考える。

SDGsとクラシック音楽の関係を「平和」というテーマから考察した前回記事。今回はまた視点を変えて、SDGsとクラシック音楽の新たなつながりに迫ってみたいと思います。【SDGs×クラシック】シリーズ、第2弾のテーマは「自然」。今回も筆者お気に入りのクラシックの名曲を交えながら、両者の意外な関係について考えます。 気候、山、海……SDGsにまつわるワードからクラシックの世界をのぞいてみよう 自然の風景

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研究員のSDGsな日々 / 2025/06/17

プラスチックごみ
エコ

「マイタンブラー」のススメ 生活に取り入れる、エコアクション

ペットボトル 飲料を買うかわりに、マイタンブラーを持ち歩く。これが、私たちにもできる小さなエシカル行動です。繰り返し使えるタンブラーを使うことで、プラスチックごみを減らし、自然環境を守る一歩になります。 マイタンブラー利用は、日常的にできるエコアクションとして 注目されていますが、実際どのようなメリットがあるのでしょうか? マイタンブラーの効果➀ごみが減る 2016年世界経済フォーラムの試算による

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研究員のSDGsな日々 / 2025/06/03

自治体
散歩

歩くことで広がる、小さなSDGs

日々の生活の中で、誰もが気軽に取り組めるSDGsの一つが「散歩」かもしれない。そんな風に感じて、最近筆者は歩くことを心掛けています。特別な道具も準備もいらず、思い立ったらすぐに始められるこの行動が、少しだけSDGsに役立っているかも。そんな思いで今日も歩きます。 散歩のメリットとは? まず、徒歩移動はCO₂を排出しません。短距離の移動であっても車やバスを使えば排気ガスが出ます。けれど、歩くことでそ

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研究員のSDGsな日々 / 2025/05/27

音楽
文化
暮らし
名づけ
生活

「名づける」ことで始まる、モノとのやさしい関係づくり ― 呼び方ひとつで変わる、私らしいSDGsのかたち。

「野良猫に名前をつけると情が湧いてしまう」――そんな話を耳にしたことのある方も多いのではないでしょうか。ある対象に名前をつけることで、どこか他人事ではなくなり、自然と親しみや責任感が生まれるように感じます。 モノへの“名づけ”、実は身近な習慣かも? この感覚は、なにも動物に限ったことではありません。幼いころ、ぬいぐるみや人形などに名前をつけて「自分だけの大切な存在」として扱っていた記憶がある方も多