SDGsゼミリポート | サステイナブルな未来を多様な視点で探求する

SDGsゼミリポート | サステイナブルな未来を多様な視点で探求する

WAVELTD
ウクライナ支援にかかる特設ページ
佐田ヶ谷ファミリーと学ぶSDGs
社会課題ストックイラスト

NEW TOPICS新着記事

40

研究員のSDGsな日々 / 2025/09/02

環境
緑化

生活を彩り社会課題を解決。「緑」のもついろいろなチカラ。

最近、オフィス内に「緑」が増えました。パソコン画面から視線を外すと、大小の多様な観葉植物が目に入ります。 街中では、こうした緑化の取り組みが、都市緑化、壁面緑化、オフィス緑化など、さまざまな規模で行われています。今回は、大学で緑地環境学のゼミに所属していた筆者が、そもそも緑化とは何か、なんのために行われるのかなど、私たちの生活と結びつけながらご紹介したいと思います。 はげ山に大規模な植林をし、緑を

40

研究員のSDGsな日々 / 2025/08/26

健康
SDGs
暮らし
お茶

知られざるお茶の魅力に迫る―毎日の健康と地球にやさしい一杯―

緑茶や紅茶、ほうじ茶にハーブティー。お茶には、気分や体調に合わせて選べるたくさんのバリエーションがあります。筆者自身もお茶好きで、自宅には常時30種類以上の茶葉をストック。外出時には水筒にお気に入りのお茶を入れて持ち歩くのが習慣です。その日の気分に応じて選べる楽しさこそ、お茶の大きな魅力のひとつ。そして、味わう際の楽しさにとどまらず、健康を支え、環境への負担を減らす力も秘めています。 健康のために

47

研究員のSDGsな日々 / 2025/08/19

SDGs
自然
共生
クマ
アーバンベア

アーバンベアから考える 「誰一人取り残さない」社会の意味とは

近年、熊による人身被害が増加傾向にあります。中でも、市街地に出没する「アーバンベア」の問題は、人々の生活に深刻な影響を及ぼしています。熊との衝突を避け、住み続けられるまちづくりを実現するにはどうすればいいのでしょうか。 驚異的な身体能力で、人間を圧倒する恐るべき存在 現在日本に生息する熊は、本州・四国に生息するツキノワグマ、北海道を生息域とするヒグマの2種類です。動物園で見かける姿は、知能が高く、

43

研究員のSDGsな日々 / 2025/08/05

平和
文化

「わっしょい」の声に平和をのせて——夏祭りからはじめるSDGs

日々の生活の中で、誰もが気軽に取り組めるSDGsのひとつが「平和を願うこと」かもしれません。戦後80年を迎える今年の夏、平和に思いをはせる時間をとってみてはいかがでしょうか。 そこで筆者がおすすめしたいのが、夏の風物詩・お祭り。実は平和につながる行事なのです。今回は「わっしょい、わっしょい!」という威勢のいい掛け声に込められた意味や、祭り自体の目的を少し紐解きます。 お祭りと「平和」はつながってい

52

研究員のSDGsな日々 / 2025/07/29

教育
文化
文部科学省
哲学
対話

答えのない問いが、思考を深くする。「哲学対話」で自分と向き合う時間を作ろう。

2017年の学習指導要領改訂から、「主体的、対話的で深い学び」が重要であるという記載が追加されました。その実践法として哲学対話が注目を集めています。哲学対話とは、参加者同士が一つのテーマについて自由に語り合い、一緒に考えを深めていく対話の方法です。筆者は大学時代の講義で初めて哲学対話を体験しました。普段であれば議論のゴールには結論がありますが、哲学対話には結論がありません。ただひたすら聞き、考え、

40

研究員のSDGsな日々 / 2025/07/22

教育
環境
暮らし
選挙
社会

あなたの一票が、未来を変える。――選挙とSDGsのつながり

7月20日、参議院選挙が行われました。皆さんは投票に行かれましたか?筆者は当日に予定があったため、期日前投票を利用しました。今回はどれほどの人が投票に足を運んだのでしょうか。総務省の発表によると、今回の投票率は58.51%。前回(2022年の参院選)の投票率52.05%と比べると6.46ポイント高く、有権者の政治的関心の高まりが伺えました。投票日が3連休中日だったこともあり、期日前投票の利用者数は

40

有識者インタビュー / 2025/07/18

教育
自治体
兵庫県
防災
D-EST
文部科学省
復興支援
EARTH

能登半島地震・豪雨から考える教育のレジリエンス 第二弾
――兵庫県の学校支援チーム「EARTH」に見る、災害時教育支援の原点とこれから

兵庫県教育委員会事務局 教育企画課 教育企画班(左)指導主事[現文部科学省大臣官房文教施設企画・防災部参事官(施設防災担当)付専門職] 中森 慶  (右)班長 粕谷 良介   文部科学省は2024年12月に「被災地学び支援派遣等枠組み」(略称D-EST:Disaster Education Support Team)を構築。被災地に教職員や専門家を派遣し、学校運営や心のケアを支援する仕組みを強化し

45

研究員のSDGsな日々 / 2025/07/15

自然
防災
キャンプ
フェーズフリー

キャンプを楽しみ、防災を考える〜フェーズフリーで気軽に実践〜

最近、友人からキャンプに誘ってもらう機会が増え、自然の中で過ごす時間にはまっています。とはいっても、キャンプ慣れしている友人に任せっきりで、筆者は食べたり飲んだりしてだらだらと過ごしているだけですが……。キャンプ用品も友人からいろいろ借りています。おしゃれなデザインでキャンプを盛り上げてくれるだけではなく、機能的で簡単に使えるキャンプ用品。防災グッズとして注目されることもありますよね。今回は、特に

43

研究員のSDGsな日々 / 2025/07/09

フードロス
エコ
お弁当
ランチ

いつものランチをサステイナブルに!おなかも地球も笑顔になる「お弁当」

「今日のお昼、何にしようかな?」 多くの人が毎日直面する、ランチタイムの選択。コンビニで手軽に済ませたり、お店で美味しいランチを堪能したりするのもよいですが、ときにはお弁当を手作りしてみるのはいかがですか。私は、お昼休みはゆっくりしたいという理由から、なるべく会社にお弁当を持っていくようにしています。お気に入りのお弁当箱に、食べたいおかずとご飯を詰める。その何気ない行動が、SDGsにつながっている

43

研究員のSDGsな日々 / 2025/07/01

環境
ヴィーガン

しばらく、お肉をお休みしました

「地球環境のために、ヴィーガンになった」。大学時代に留学先のスウェーデンで出会った友人の言葉です。あれから数年が経った今、当時よりも肉や動物性食品の大量消費がもたらす環境負荷について、メディアでよく取り上げられるようになったと感じます。今回は、肉料理をこよなく愛する筆者が、「地球環境を守る」という視点でお肉をセーブした食生活を送った数日間のことを共有します。 肉を食べることが、なぜ環境に悪いのか。