山中 康裕 教授
北海道大学大学院 地球環境科学研究院
山中康裕先生は、10年以上に渡って、サステナビリティの教育と実践に力を注いできました。現在は、持続可能な社会の実現に向けて、北海道の自治体、企業、高校などと幅広く連携し、社会調査や教育活動に取り組んでいます。研究者と教育者のどちらの視点も大切にされている山中先生に、持続可能な社会のために今何が必要なのか、お話を聞きました。
山中:SDGs達成のために重要なのは、まずはとにかく学ぶことです。そして、学んだことを社会で活用し、未来を創造していかなければなりません。
世界を見据えてサステナビリティに取り組む北海道大学
―北大の中でも早くからサステナビリティに取り組んできたと聞きました
山中:北海道大学が正式にサステナビリティを掲げたのは、国連でSDGsが採択される10年も前の2005年のことです。当時中心となっていた先生たちを第一世代、現在中心となっている出村先生たちを第二世代と呼ぶなら、僕はその中間の第1.5世代です。
―山中先生の目から見て、第一世代の方たちが動き始めたきっかけは何だったのでしょうか?
山中:第一世代の先生たちは、世界を見ていたことが一番大きかったと思います。中でも、アフリカや東南アジアの発展途上国を実際に訪れて研究されている先生が多かった。北海道大学として、大いに誇るべき点だと思っています。
詳細は以下ウェブサイトよりご覧ください。
https://sdgs.oeic.hokudai.ac.jp/approach-to-sdgs/interview/itw-2074/
記事提供
この記事は、北海道大学が運営する「北海道大学×SDGs」からご提供いただいております。
北海道大学×SDGs
SDGsという言葉がない時代から持続可能な社会への貢献を目指してきた北海道大学の持続可能な社会を目指す取り組みや学びを紹介しています。
2021年には、SDGs関連事業を強力に推進する「SDGs事業推進本部」と、
「サステイナブルキャンパスマネジメント本部」から成る「サステイナビリティ推進機構」を新設。2026年、創基150年を迎える同大学では「世界の課題解決に貢献する北海道大学へ」と題した近未来戦略を掲げています。SDGsに関わる教育・研究や取り組みを強力に推進・発信し、社会との協働により、持続可能な未来を目指しています。