火っていいですよね。家でキャンドルを灯す時間に憧れがあります。リラックスできそう。
ただ、キャンドルは小さいものが多い印象なので、誤って倒して周りに燃え移ったらどうしようと心配になってしまうため、ケーキにさすロウソク以外のものを購入したことがありません。
そんな私がついに購入したのが、卓上で使えるファイヤーポットです。
家の食卓でキャンプだ!
まずは現物のお写真を。
こちらは、株式会社neppuuの「mfire (エムファイヤー)」という製品です。
中央にバイオエタノールを注ぎ入れ、火をつけて使用します。
バイオエタノールを燃料とするため、煙やにおいが発生せず、写真の通り屋内・卓上で使用可能。
ずっしりとしているため、倒す心配をせずに楽しめます。
(詳細はこちら https://www.makuake.com/project/mfire-4/)
揺れる火を眺めていると穏やかな気持ちになれます。
うまく撮影できなかったので写真はありませんが、部屋の照明を消す、もしくは常夜灯をつけた状態で火を眺めるとさらに綺麗です。夜であれば、スマホを見ながらではなく、火を眺めながら自然と眠くなるのを待つこともできるため、デジタルデトックスの観点からおすすめ。寝落ちてしまうと危ないので、座った状態で眺めるようにしています。
また、食卓で使えばさまざまなものを焼いて味わうことができます。
こんな風に、家で座ったままチーズをこんがり焼いて食べたり。
キャンプのときのようにおいしい焼きマシュマロも食べられます。うまく焼けていますね。
私のイチオシは焼きトマトです。
火にあてるとすぐに皮がはじけ、簡単に剥けるようになります。
とろとろのトマトに塩や味噌をつければ、お手軽で楽しいおつまみに!
最近は野菜不足解消と称して、週に4回は焼きトマトをしています。
この記事を書きながら、冷凍庫にいりこがあることを思い出したので、近いうちに炙ってみようと思います。
何を焼こうか考える時間も楽しい。
未来の環境を守る。今の私たちも守る。
ところで、このファイヤーポットで使用するバイオエタノールは、カーボンニュートラルを実現するうえで役立つ燃料です。
バイオエタノールとは、サトウキビやトウモロコシ等、植物由来の資源から製造されるもの。
バイオエタノールを燃焼すると、二酸化炭素と水が発生しますが、この二酸化炭素は、原料である植物が光合成によって吸収する二酸化炭素の量とほぼ同量です。
一方、化石燃料を燃焼した場合、高密度の二酸化炭素が発生します。
そのため、バイオエタノールを自動車等の燃料として活用できれば、カーボンニュートラルを推進でき、環境問題の解決に繋がります。
(参考:https://www.meti.go.jp/shingikai/enecho/shigen_nenryo/nenryo_seisaku/017.html)
今回紹介したファイヤーポットの他にも、私たちの身の周りには、「カーボンニュートラル」「エコ」を魅力とする製品はたくさん存在します。
国や企業、自治体といった大きな組織だけではなく、個人が消費行動をするうえでも、環境に配慮しているかどうかが重要視されていることの現れだと言えるでしょう。
1人の、一度の行動が世界全体の環境に大きな影響を与えるわけではありませんが、その1人が何度も行動したり、多くの人が行動したりするうちに、未来の何かが変わるはずです。
環境問題について多くの人が知っているいま、もうどうにもならないと途方に暮れるのではなく、諦めたり冷笑したりするのでもなく、一人ひとりが少しずつ、永く行動し続けられることを願っています。
そのためにも、今回のファイヤーポットのように、私たち一人ひとりの「楽しい」「おいしい」「リラックスできる」といったプラスの感情・状態を損なわない形で、環境について考え行動できる機会が増えてほしいです。
私は今夜も焼きトマトを食べる予定です。楽しみ。