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ぬい撮りで見つける新しい景色-お気に入りと歩くSDGsな時間-

なるほど!

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ここ最近、「ぬい撮り」にハマっている。

ぬい撮りとは、自分の好きなぬいぐるみをメインにした写真を撮ること。推し活ブームの影響もあり、ここ数年で人気が急上昇している。アイドルやキャラクターのほか、シルバニアファミリーなどの小さなぬいぐるみを持ち歩き、写真を撮る人も多い。

筆者も最近、祖母の家で見つけたぬいぐるみを連れて外出するようになった。最初は何気なく始めたことだったが、撮影を重ねるうちに、思いがけない気づきがあった。ぬいぐるみと一緒に歩くことで、いつもの景色が少し違って見えたり、地域の魅力を再発見できたのだ。そして、そんな小さな行動が、実はSDGsともつながっていることに気がついた。

ぬい撮りがもたらす意外な広がりとは?その魅力について、もう少し掘り下げてみよう。

『オバケのQ太郎』に登場するO次郎のぬいぐるみ。どこかとぼけた表情がなんとも愛らしい。

ぬい撮りの魅力1. ぬいぐるみの目線で世界を捉え直せる

ぬいぐるみをカメラの前に置いてみると、普段通りの景色が少し違って見える。低い視点から街を眺めると、新たな発見があったり、まるで自分もぬいぐるみの世界に入り込んだような気分になる。何気ない風景が新鮮に感じられ、日常にワクワク感がプラスされる。

物干しハンガーにO次郎を載せ、天日干ししている写真。日向ぼっこをしているようにも見え、物干しハンガーが全く違うもののように感じられる。

ぬい撮りの魅力2. 写真に個性が生まれる

旅行先やカフェでの写真は、気を抜くとワンパターンになりがちだ。しかし、ぬいぐるみが一緒に写るだけで、自分だけの特別な一枚に変身する。何より、被写体が目をつぶったり動いたりしないため、撮影初心者でも手軽に楽しめる。さらに、ぬいぐるみを連れて様々な場所を訪れることで地域の経済活動が活発になることも考えられる。これはSDGsのGOAL11「住み続けられるまちづくりを」にもつながるのではないだろうか。

太宰府天満宮にて、梅が枝餅とのショット。不思議と物欲しげな表情に見える。

ぬい撮りの魅力3. 心身の健康につながる

ふわふわで愛らしいぬいぐるみを手にすると、不思議と心が落ち着く。「ぬい=推しのぬいぐるみ」を「いのち」と表現する風潮もあるらしいが、まさにそのとおりだと感じる。また、写真を撮るために外出するようになり、気軽な運動習慣にもつながった。これはGOAL3「すべての人に健康と福祉を」にも直結する。ペットを飼うのはハードルが高いけれど、ぬいぐるみなら気軽に迎えられるのも魅力のひとつだ。

生活の中にぬいぐるみがいると、心が安らぐ。

ぬいぐるみの新たな価値を見つけよう

ここまで読んで、少しでも「ぬい撮り」に興味がわいた方は、ぜひ試してみてほしい。自宅や実家のどこかに、昔かわいがっていたぬいぐるみが眠っていないだろうか。 それを連れ出して写真を撮るだけで、ぬいぐるみに新たな価値が生まれる。これはGOAL12「つくる責任、つかう責任」にも通じる行動だ。心が癒され、健康的な生活につながり、さらには地域の活性化や持続可能な消費へとつながる。
「ぬい撮り」はただの趣味ではなく、暮らしを豊かにする手段のひとつかもしれない。
まずは、自分のお気に入りのぬいぐるみを探し、一緒にお出かけしてみよう。そこから生まれる発見や楽しさが、きっとあなたの毎日を彩ってくれるはず。

何気ない日常が少し愛おしくなる「ぬい撮り」。まずは身近なところから、気軽に始めてみてはどうだろうか。