1月に入り、寒さが一段と厳しくなりました。最近、筆者は長風呂にはまっています。湯につかりながらアイスを食べたり、映画を観たり。浴室のドアを少し開けて外の空気にあたり、露天風呂のような心地よさを味わうのもいいですよね。
そんなバスタイムの楽しみの一つが入浴剤選び。香りも色も効能もさまざまで、その日の気分に合わせて選ぶ時間は少し心が躍りますよね。
ただ、入浴剤の商品のなかには、合成香料や合成着色料などの化学物質が含まれている場合があり、環境への影響が気になるところ。生活排水は浄化槽や下水処理場を通りますが、すべての化学物質を完全に自然の状態になるまで分解するのは容易ではありません。微量であっても、毎日各家庭から流され続けることで、水中の生態系に負荷をかける可能性があります。
そこで今回は、入浴剤に着目して、日頃の癒し時間も地球にやさしく過ごすためのアクションについてご紹介します。
バスタイムをわたしらしくアップデート!
お風呂の楽しみを損なわず、環境負荷を減らす方法はたくさんあります。例えば、化学物質を一切使用しないブランドの入浴剤を購入するのもその一つです。今回はさらに一歩踏み込み、「自分で選び取る」楽しさがより広がるなるようなアクションを考えてみました。
① バスソルト+精油
ヒマラヤ岩塩や死海の塩などを主成分とする一部のバスソルトは、化学物質を含まず、ミネラルが豊富で、体を芯から温めてくれます。ちょっとしたプレゼントとして入浴剤を選ぶ際、バスソルトを選択肢に加えてみるのはいかがでしょうか。
香りが欲しいときは、天然の精油(エッセンシャルオイル)を数滴垂らすとよいです。精油はディフューザーやアロマストーンを使って室内で楽しむこともできます。
筆者が幼い頃、鼻かぜをひいたときは浴槽にティーツリーオイルを数滴垂らしてもらっていました。抗菌・抗ウイルス作用が期待される精油で、独特の香りがあり、少し鼻がすっきりするんです。
精油をいくつか集めておけば、一般的な入浴剤以上に、そのときの自分に合わせた香り・効能を選べるようになるかもしれませんね。バスソルトと組み合わせれば、楽しみ方は何通りにも広がります。
②「アップサイクル入浴剤」
アップサイクルとは、本来捨てられるはずだったものを、価値ある製品として蘇らせること。アップサイクルの入浴剤として、木材を加工する際に出るヒノキの削り節や、剪定されたハーブ等を活用したバスバッグが挙げられます。
これを読むと、柑橘系の果物を浮かべたお風呂を想像する方もいるかもしれません。とても気持ちいいものですが、食べ物が直接肌にふれるとアレルギーを発症するリスクがあるため、長時間の入浴はやめておきましょう。また、皮だけをお風呂に入れる場合は、排水溝や追い焚き菅が詰まらないように、お茶パック等に入れるとよいです。
市販のアップサイクル入浴剤のように、適切に加工・テストされた入浴剤を使うのが安心かもしれませんね。
筆者としては、アップサイクルとは宝探しのようなもので、わくわくする取り組みだと感じています。雑貨店に行くとき、このような商品がないか気にかけてみるのをおすすめします。
楽しみ、取り組める方法を考える
SDGsは、「我慢」して達成するものではなく、楽しみを見い出しながら取り組んでいくことが重要だと考えています。入浴剤を単なる消耗品として購入するのではなく、「わたしはこういうバスタイムを過ごしたい」としっかり考えて選び取ることが、「SDGsを楽しむ」ことに繋がるのではないでしょうか。
(参考)
PRTRデータを読み解くための市民ガイドブック 化学物質による環境リスクを減らすために~令和5年度集計結果から~
https://www.env.go.jp/chemi/prtr/archive/guidebook.html













