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「笑う」ことから始まるウェルビーイング お笑いとSDGsについて

なるほど!

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仕事で疲れて帰宅した夜の楽しみは、お気に入りのお笑い芸人のYouTubeチャンネルを見ることです。笑うことを目的にした時間に、日々癒やされ救われています。笑うことは私の持続可能性に大いに貢献しているなと気づいたとき、この世の人々のメンタルや身体上の健康にも必要不可欠なのではないか、という仮説がふと頭に浮かびました。

笑いがもたらす健康に関する効果

世界中で「Laughter Therapy(笑い療法)」の研究が進んでいて、笑いの身体的・精神的な効果について言及されています。笑うと、脳内で多幸感をもたらすエンドルフィンや心を安定させるセロトニン、やる気を出すドーパミンといった神経伝達物質が放出されるそうです。これらがストレスや不安、抑うつ症状を和らげる可能性があることが報告されています。その他、日本の研究では、落語や漫才で大笑いした後に、がん細胞などを攻撃するNK(ナチュラルキラー)細胞が活性化することが確認済みです。

また、YouTubeでお笑いを見るだけでなく、会社の同僚や友人たちとのコミュニケーションで冗談を言って笑い合うのも、ストレスを和らげるためには効果的かもしれません。 真剣に話し合わなければいけない話題があるとき、緊張を和らげてくれるでしょうし、「一緒に仕事をしていて楽しい」と思ってもらえるかもしれません。一人でお笑いを楽しむだけでなく、周囲の人とのコミュニケーションでお笑いの力を共有するのも一つでしょう。(すべってしまったら、大変なことになりますが)

笑いは持続可能なエネルギー

もしかすると「今日も限られた時間をYouTubeでお笑いを見るのに費やしてしまった……」と感じてしまうひとがいるかもしれません。でも、その笑いを目的にした時間は、明日を生きるための大切なエネルギー充電ともいえます。

忙しい毎日だからこそ、笑う時間を大切に。気落ちすることなく、堂々とYouTubeを見て、明日から頑張りましょう。

<参考>

サワイ健康推進課:“笑い”がもたらす 健康効果

https://kenko.sawai.co.jp/healthy/200908.html?utm_source=chatgpt.com

保健指導リソースガイド:「笑い」にストレス軽減の効果が お笑いライブ鑑賞をした後はストレスが減り楽観性が向上 がん改善効果も

https://tokuteikenshin-hokensidou.jp/news/2025/013859.php?utm_source=chatgpt.com

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